愛知県の名古屋市を中心に外国人技能実習事業を行っている組合が、中部商工業協同組合です。
外国人技能実習制度というのは、開発途上国の外国人が日本の企業で実務を通じて技術・知識の習得や向上を図り、帰国してから母国でその能力を発揮するというものです。
技能実習生のメリットは本人の技術向上等があります。
そして受け入れ側の企業にもメリットがあり、技能レベルの高い人材を労働基準法に準じた賃金で受け入れることが可能です。
外国人の受け入れで、ハードルを感じてしまうのが多いのが言語に関する壁です。
言葉が通じないと伝達はもちろんコミュニケーションが取りにくく、「仕事ができるからしょうがない」などという受け入れ方だけではいずれ解決できなかった問題が爆発します。
これに関しては組合を通しての技能実習生の受け入れやサポートを受けることで企業側は安心を得ることができます。
問題の一つが、いつその”問題”が起きるかが分からないという点です。
日本人であれば当然だと思うようなことが、外国人相手だと通用しないかもしれないというストレスは日常的に良くない空気をうむでしょう。
ですが組合はそんな企業の心配も経験豊富であるスタッフが24時間携帯電話対応にてカバーしてくれます。
それに加えて、企業の事情に精通したスタッフを用意し、ベトナムや中国といった対象の外国人の母国語を話すことが可能なスタッフを置くことで、常時・万事サポートしてくれるという形態をとっています。
技能実習生も企業にもお互いに利益のある関係となれるように仲立ちをしていってくれます。